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T-50は、ロッキード・マーティンから技術的支援を受けて韓国が製造した練習機。愛称は「ゴールデンイーグル()」(イヌワシ)。 == 概要 == アメリカ合衆国のロッキード・マーティンから技術支援を受け、韓国の航空機メーカー、韓国航空宇宙産業(KAI)が製造した〔世界航空機年鑑 2007-2008 酣燈社 P318 ISBN 978-4873572703〕。 韓国にとってKT-1に次ぐ国産航空機であり、機体はF-16に近い形状である。 開発はKTX-2の名称で1992年から開始された。当初は三星航空産業がロッキード・マーティンと提携して開発する計画であったが、1999年に韓国航空宇宙産業(KAI)が設立されたことに伴い、KAIとロッキード・マーティンによる開発となり、T-50の名称が与えられた。T-50は4機の試作機が製作されたが、うち2機は当初A-50と呼ばれていた軽攻撃およびLIFT(戦闘機導入訓練機とも訳される、兵器システムの訓練が可能な高等練習機)を目的とした型であり〔、試作機4号機(LIFT型)の機体にはA-50の表記が見られる。後にA-50は目的ごとにTA-50とFA-50の2種類の派生型に分けられた。試作機1号機の初飛行は2002年8月20日である。 ロッキード・マーティンとの技術提携もあって、胴体末尾にエンジンノズルを有するブレンデッドウィングボディの機体形状など、F-16の影響が各所に見られ、形状が似ている部分がある〔。垂直尾翼と水平尾翼・エアブレーキがノズルにかかるように配置されている点もF-16と同様である。しかし、F-16のエアインテークが機体下部の1ヶ所であるのに対し、同じ単発機であるにもかかわらず本機ではストレーキの下部に左右各1ヶ所ずつ配置されている。これは、同じくF-16の設計をベースにした台湾の経国と共通する(ただし経国は双発機であり、なおかつ開発時期に差がある)特徴である。 練習機であるために大型レーダーを有さず、また、機首は小ぶりでタンデムの操縦席も前よりに配置されている。F-16と同様に単発機だが、機体がF-16よりも小型であるため、エンジンは出力のわりには比較的小型なF404-GE-402 ターボファンエンジンの単発装備としている。 調達価格は230億ウォン(約25億円)前後という報道がある一方〔국산 고등훈련기, '싱가포르에어쇼' 첫 참가 〕〔 ">"UAE, 고등훈련기 수주전 韓 T-50, 伊 M-346 대결로 압축"<美誌> 〕、1機当たり350億ウォン(約38億円)に達すると言う報道もある。いずれにせよ、単発とはいえ超音速飛行を実現するためにF/A-18 ホーネット向けのアフターバーナー付き高出力エンジンを搭載しているため、練習機としては極めて高価格である。 2003年12月19日に、韓国空軍より25機の発注を受け〔、量産が開始された。韓国空軍向けのT-50は練習用途の50機が2010年5月まで生産され、ほかに10機が韓国空軍の曲技飛行隊・ブラックイーグルス用に生産された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「T-50 (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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